宿泊施設
苫小牧研究林では研究に関連する目的でのご利用を随時受け付けております。教員、技術スタッフがサポート致しますのでご相談ください。
研究活動を目的とした入林を計画されている方は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーションのホームページから手続きをお願いします。
林冠観測ゴンドラ
日本で唯一設置されている林冠観測用ゴンドラで、世界でも4番目に建設されました。ミズナラ、カエデなどが優先する天然林
内に設置されており、アクセスが可能な樹種は、イタヤカエデ、オオモミジ、ハウチワカエデ、ウダイカンバ、サワシバ、アサダ、ミズキ、カツラ、アオダモ、 ヤマグワ、キタコブシ、ホオノキ、キハダ、シウリザクラ、ミヤマザクラ、ミズナラ、ハクウンボク、シナノキ、オオバボダイジュなどです。
樹木の水分生理と成長の解析、個葉の光合成能やフェノロジー、開花・結実の年変動などの調査が行われています。
※設置測器:温湿度計、雨量計、風向・風速計、モニタリング用カメラ類
ジャングルジム、タワー
単管パイプを用いて3次元的に樹木の間を縫って建てられているため、上層木から下層木に至る全ての枝の末端まで観察できま す。
観測タワーはジャングルジムに比べアクセスできる樹種は少ないですが、観測用に利用できます。
林内にあわせて18基設置されています。
デンドロメータによる樹木の直径成長の季節変化、階層ごとの個葉の光合成特性、光の分布、葉量の測定や、これらを併せた群落光合成の推定、階層ごとの飛翔性昆虫の調査、食害の観察などの調査が行われています。
北方針葉樹見本林
林内を縦貫する市道沿いに植林されています。
植栽樹種は、イチイ科(イチイ属3種)、ヒノキ科(ヒノキ属3種、ネズコ属1種、イブキ属4種)、マツ科(カラマツ属4 種、マツ属11種、モミ属7種、ツガ属1種、トウヒ属11種)の計45種で、植栽面積は約25haです。
シカ柵
森林内の低木や林床植物の構造や多様性に対するシカの影響を調査するために研究林内に高さ2m、総延長2.3kmの柵が構築されています。シカを導入したエンクロージャー、排除したエクスクロージャー、野外の比較調査が継続されています。
化学実験室・生物実験室
おもな実験機器として、CNアナライザ・ガスクロマトグラフィー・分光光度計・フーリエ変換分光計・クリーンベンチ・オートクレーブ・マッフル炉・メディカルフリーザー・ツルグレン装置などが設置されています。
宿泊施設
学生・研究者が対象の宿泊施設です。定員は、⻑期宿舎が最大8名(自炊)・短期宿舎が40名(食事提供可)です。詳細はこちら
※2023,2024年度に使用料金の改定を行いました
宿泊手続きについて
【長期宿舎】 (11月中旬~4月中旬の宿泊はご相談ください)
研究活動を目的とした入林を計画されている方は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーションのホームページから手続きを行ってください。